年中さん2回目の夏特は、SDGs「3. Good health and well-being (すべての人に健康と福祉を)」から、「手洗い」をテーマに取り上げました。
絵本「Goodbye, Germs!」の読み聞かせでは、初めは「えいごやけん、わからん」とつぶやいた子がいました。しかし、ほとんどの子が集中して聴くので、そのうち「あ、germs! (ばい菌)」と聴いた英語を使ったり、「What should I do? (どうしたらいいかな)」という問いかけに「てをあらう!」と多くの子が返事をしたりするようになりました。
「知らない」「分からない」と感覚を閉ざしてしまうのではなく、だからこそ「よく聴こう」と受け入れる姿勢に心の成長を感じました★
さて今回のメインイベントです。
「みんながちゃんと手洗いできているか分かる魔法を先生がかけます!Show me your hands. (手を見せてね) 〇※△♥☆◆…」と先生が魔法をかけて回ります。
この後、魔法の力を強くするクリーム(※)を手に塗り、いつも通りに手を洗いました。
(※県看護協会からお借りした手洗いチェッカーと専用ローションです。研修に使われる安全なものですが、肌トラブルが心配されるお子様には使っていません。)
心なしか、いつもよりしっかり洗っていたような気がします。
では、魔法の力を見せましょう。この光を当てると洗い残しがピカーッと光りますよ。1,2,3!
ピカーッ!! あれー?! よく洗ったのに…。
手の平は上手に洗えていたけど、指の節や、指と指の間、爪の周りなどに洗い残しがありました。
気を付けるポイントを再確認すると、「もう一回手を洗ってみる!」と自然に言い始めました。
そしてもう一つ大切なのが手洗いの時間です。看護師さんのお話では、手を洗う時に15秒、さらに泡を洗い流すときにも15秒必要だそうです。15秒というと、「Happy Birthday」の歌1曲分。つまり、1回の手洗いに「Happy Birthday」を2回歌うとちょうどいいんです♪ レッスンで「Dear Pooh-san」で歌うと、みんな大喜びでした!
手洗いの時間が少しでも楽しく効果的なものになりますように♥