年長さんはこども園最後の運動会となりました。「今日は頑張るぞ!」「リレー1位になるぞ!」と張り切って登園してきた子ども達。クラスみんなで集まり気合を入れて、園庭に出ると早く保護者の方に見てもらいたいと嬉しそうな表情でした。
開会式のファンファンーレの音で始まると、かっこよく手を振り、列をそろえて入場することができました。
プログラム1番のソーラン節では魚をたくさん釣るというイメージをもち、しっかりと腰を下げ、気合の入った掛け声と力強さが伝わってくる男の子のダンスを見せてくれました。
2番のプログラムは「年長になったらやりたかったことの1つ」と、ずっと憧れていたフラダンス。当日は可愛い衣装で笑顔いっぱいで踊ってくれました。
そして、クラスで団結して1番練習を頑張ってきたバルーン。上手くいかずに「もう1回やってみよう。」と、諦めずに練習した成果を発揮でき、演目の中でブリッジや前転などできるようになったことを披露することができました。先生達も感動で、涙がポロリ。
そして、運動会最後の競技のリレー!練習では接戦で、どのクラスも1位を目指して練習をしてきました。転んだり、バトンを落としたりと何度も順位が入れ替わり、ドラマチックな展開で大盛り上がりでした。一生懸命な姿は年長ならでは走りで、会場が一体となった瞬間でした。
プログラムの裏では困っている友達を見つけると「次はバルーンだから腕輪をつけないと!」と次の演目の準備をしたり、「次のリレーはみんなで頑張ろう!」と声を掛けたりとたくさんの演目と長い時間の中でもしっかりと集中し、助け合う姿に「自分達で創り上げる運動会」にしたいという気持ちが伝わってきました。また選手宣誓やダンスの手本など一人一役にも一人一人が責任感をもって取り組むことができました。
練習の中で「できない。」「難しい。」というのではなく、「やってみる!」「頑張りたい!」という前向きな姿や「頑張れ!」「すごい!」と友達を称え共に頑張ることができる姿から、子ども達の心の成長を感じました。残り半分となった園生活でも、もっとたくさんの経験や体験をしていきたいと思います。