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2019年度卒園式を行いました。

新型コロナウイルスの感染対策として、縮小した式となりましたが、

本日、無事に2019年度卒園式が行われ、教職員一同、

心を込めて123名の子ども達の門出をお祝いしました。

 

振り返ると、泣いて登園して来た日、「行きたくない。」と登園をしぶり、

お母さんから離れられなかった日。

そんな姿を見せていた日も今では懐かしく感じられます。

 

担任の先生達は、おめでとうの気持ちと少し寂しい気持ちで胸がいっぱいのようで

ソワソワしていましたが、登園して来た子ども達を見て、

いつも通り、「おはよう!」と明るく迎えていました。

 

園庭では、ままごと遊び、縄跳び、泥団子作りなど、

友達と一緒に好きな遊びを楽しみました。

 

3年間子ども達は、この園庭でたくさんの遊びを経験し、

たくさんのことを学び、心も身体も大きく成長しました。

クラスで競い合ったリレー、何度も繰り返し練習した組体操、

絶対勝ちたいと気合いを入れたドッジボール大会、

不思議を見つけた色水遊び、土作りから大切に育てた夏野菜の栽培、

しゃぼん玉、木工遊び…園庭にも思い出がたくさん詰まっています。

 

 

教室に入り、一人ひとり、担任の先生にコサージュを付けてもらいました。

「1年間良く頑張りました。」「今日はよろしくね。」と言葉を掛けてもらうと、

緊張していた子ども達の表情が一気に和らいだように思います。

先生の持っているパワーは凄いですね。

 

学園長先生に「今日は、今までで一番かっこいい姿を見てもらいましょう。

そして素敵な一年生になりましょうね。」と言葉を頂き、

子ども達の表情は凛々しくなり、いつもより、お兄さんお姉さんに感じられました。

 

卒園式は、ステージ上での『ありがとうこころをこめて』の歌から始まります。

歌詞には、「いつのまにかぼくたちは ひとりで歩いていたよ」とあり、

保護者の方々は目の前にいる子ども達の姿と歌詞を照らし合わせながら、

聴き入っているようでした。

 

卒園証書授与では名前を呼ばれると大きな声で返事をし、学園長先生の元へ向かいます。

しっかりと前を向いて、行進をし、「ありがとうございます。」と声が響いていました。

緊張もあったと思いますがそんな様子を見せず、堂々としている子ども達を、

保護者の方は温かく見守ってくださっていました。

 

お別れの歌、『おおきくなったよ』は手話と共に披露しました。

こども園での生活を振り返り、これからの未来に繋がるような立派な歌声でした。

 

先生達が作ってくれた花道を通って退場。

いろいろな場面で見守って支えてくれたこども園の先生達。

みんなの成長や今日の立派な姿を、目に涙を浮かべながら喜んでくれていました。

 

卒園式後はクラスでお別れ会をしました。

担任の先生にキャンディを掛けてもらったり、

保護者の方へありがとうの気持ちを込めて歌やメッセージカードのプレゼントをしたりしました。

「美味しいお弁当を作ってくれてありがとう」「毎日洗濯してくれてありがとう」

など、たくさんのありがとうを届けました。

 

こども園で過ごした3年間、いろいろな遊びを通して、子ども達は大きな力を身につけました。

これから先、辛いことや苦しいことに出会うこともあるでしょう。

そんな時は、星岡こども園で経験したたくさんのこと、乗り越えてきたことを思い出して、

一歩進んで欲しいなと思います。

そして、いつでもこども園に遊びに来て下さいね。

先生達はずっとみんなの応援団です。

改めて、卒園おめでとう!

 

2020.03.19  こども園だより