こども園最後のファンファンデイをばら組とゆり組で力を合わせて創り上げました。
創作劇「夢の色って何色?」では
「みんなで劇を作ろう。」の言葉に楽しそうだけど、どうすればいいのかという戸惑いもありました。しかり、面白い発想力をもった子の一言で、「それいいね!」と、間違いや失敗はないと積極的に様々なアイディアを伝えることができるようになりました。
魔法学校の魔女達が立派な魔女になるために出された試練が「夢の色探し!」でした。
「夢の色って何色かな?」「赤・青・黄色・緑色なのか?」「ピカピカ、キラキラなのか?」と、不安な気持ちで森の中へ出かけた魔女たちは、夢をいっぱいもった動物さんに会いました。
きれいな海で暮らす為に、ごみ拾いを頑張るカメさん。
どんなものにも命があることを知らせるために木を植え、優しい花をたくさん咲かせたいきりんさん。
楽しい音楽を聞いて、みんなが仲良しになれるよう楽器の演奏を頑張るぞうさん。
育てた人参を使ったおいしいお菓子で、たくさんの笑顔を見たいうさぎさん。
夢の色がわかってきたと思っているところに現れたいたずら魔女とケンカして森を壊してしまいました。
夢の色探しをする中で、イタズラ魔女さんとケンカしたり、不安になったりしたけど、「なんでするんだろう?」と、相手の気持ちを考えることができ、協力することの大切さ、ありがとうの気持ち、あきらめない心を学ぶことができました。
夢の色とは・・・
「夢の色は一人一人違って、答えに間違いはない。変わっても良く、たくさんあっても大丈夫だ!」と、答えを見つけることができました。残り3カ月程で卒園する子ども達にも、このメッセージを持ち続けてほしいと思います。
合奏「Dynamite」
誰もが耳にしたことがあるBTSのこの曲に、「知っている!」と大興奮で練習に取り掛かりました。
年長になって練習をし始めた鍵盤ハーモニカに挑戦したいというこどもたちが多く、例年よりも多い人数だったので、みんなで合わせることにも苦戦しながらも、朝の自由遊びでも自主練習に取り組む姿が見られました。
打楽器は、ピアノの音、同じ楽器の友達の音を聞きながら様々なリズムで打つことを頑張りました。
鉄琴、木琴の子ども達は、良い音で響く叩き方を練習しました。
難しいリズムの曲に挑戦ということに、「できるかな?」という心配よりも「やってみたい。頑張りたい。」という意欲のほうが勝り、「今日も練習したい。」と言葉がでたり、歌を歌いながらリズムを考え、合奏ごっこを楽しんだりして音楽に触れました。
当日も練習の成果を発揮し、みんなが1つになった演奏となりました。
ファンファンデイを通して、同じ目標に向かって言葉でのやりとりをする経験をたくさん重ね、友達の得意なことや良い所に目を向けることができるようになりました。上手くできなくても、友達に助けてもらい、練習したら「できた!」という気持ちを味わい、自信にもつながりました。
休み明けの子ども達に「どうだった?」と聞くと、「楽しかった。もう1回したい。」「お家の人に上手だったってたくさん褒めてもらったよ。」などと達成感いっぱいでした。