今日は、先日に引き続き東雲女子大学の増本先生を講師にお迎えして『板締め』という技法を使った染物を教えていただきました。
子ども園で遊んでいる浸し染めと違う所は・・・日本の伝統である和紙を使う所です。そして、『板締め』の名前の通り、板で挟んで力を加えた時に染料が滲んだり混ざったりする様子を楽しみます。
さて、子ども達の様子をご覧ください。
まず、水の入った霧吹きで和紙を濡らし、蛇腹折りにした後小さく畳んでいきます。
次に手袋をした後、黄・青・緑・赤の染料で染めていき、染めた物を板に挟み、ギューッと押します。
ここで緊張の一瞬!丁寧に優しく開いていきます。「見て、こんなのできたよ。」と、見せ合ったり、自分や友達の出来たもの見て「蝶々みたい。」「夕焼けみたい。」「宇宙みたい。」と、感想を伝え合ったりしていました。
広げた染物は、ロープに掛けて干します。干すときも丁寧にしていました。「あ、これ綺麗。」と、友達の作品にも目が行きます。
これらの工程を何回も繰り返して(20枚染めた友達もいました!)、折り方や染め方を変えながら、世界でたった一つの染物を作りました。
最後は片付けです。皆で協力してくれたおかげで、ピカピカになりました。
お子様の園活動の様子がご覧いただけます
年長 夏特 (造形)
2022.08.22
