4月22日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。
まず始めに、「たけのこさん」のふれあい遊びをしました。子ども達は、筍に変身!!抜いて、茹でると・・・美味しい筍の出来上がり!!「いただきまぁ~す(^^♪」お母さんの指がお腹に触れるとくすぐったくて、可愛い笑顔からのスタートです。
小児科医小谷信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は、30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子ども達の治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長
☆現在天山病院小児科医として勤務されておられます。
今日のテーマは、「Highly Sensitive Childをよく知ろう」についての講話です。4月から新しい環境での新年度をスタートした家庭も多いと思います。Highly Sensitive Childは、ひと一倍敏感な子どもで豊かな感性を持ち、人の気持ちを察知できる一方、ちょっとした刺激にも大きな影響を受けてしまうような子どもの事です。
これらの特性の為に、園や学校の生活になじめない事もあるようです。特に新年度スタート時には、環境の変化で慣れない場所に不安を感じ疲れやすくなります。子どもがゆっくり休める時間を確保しましょう。また、焦らず子どものペースに合わせましょう。
その子の良い所、出来た所に目を向け、しっかり褒めていく事で自己肯定感を高める関わりを心がけましょう。子どもの良さや個性を知り、またその子の特性を正しく理解してその子らしく楽しく生活できるように支えていけるといいですね。
最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みや不安な事を個々に相談しました。食事、睡眠、イヤイヤ期、癇癪、動きが多い、スキンケアについて等、今気になっている事を聞き、周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩み」と同じ!!」とうなづきながら聞いておられました。
子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり、困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしていた事をドクターにお聞きし、わかりやすく丁寧に答えて頂いた事で解決の糸口が見つかったように思います。
☆今年度は、3か月毎の開催で次回は7月に実施予定です。6月下旬に子育て支援センター便り7月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、お申し込み下さい。宜しくお願い致します。