2月5日(月)、「歯っぴー子育て歯の講座」を行いました。
まず始めに、パネルシアター「手を叩きましょう」とカードシアター「だるまさんのにらめっこ」をしました。「あっぷっぷぅ!!」と言うと・・・あら不思議!!ほっぺたを膨らました先生の表情に皆、思わず吹き出してしまいました。口を開けて表情を作る遊びは、お口の周りの筋肉を鍛える事に繋がります。
お口の周りの筋肉を鍛える遊びでどのような効果があるのか歯科衛生士さんに教えてもらいました。表情を作ると言うのは、口元が大切です。お口の機能は、笑う・話す・飲む・食べる事で自然に備わるのではなく、家族の様子を見たり聞いたりしながら日々の積み重ねの中で学んでいくものです。
虫歯菌は、酸性の環境を好みます。ジュースや糖分の多い食べ物の摂取回数をちょこちょこするのではなく、考えて与えるように心がけましょう。唾液の分泌が少ないと口の中は酸性化してしまいます。虫歯予防の為にも口を大きく動かして唾液の分泌を促す事で、口の中を洗浄し中性に戻してくれるので、しっかり口を大きく動かすように心がけましょう。
上の前歯の中央には「上唇小帯」と言う太い筋があります。仕上げ磨きの時にブラシが当たると痛いので、嫌がります。指で軽く押さえて毛先が当たらないように磨く事で楽に磨く事ができます。歯ブラシも子どもが持つ、習慣づけ用と仕上げ用の歯ブラシと2本準備するといいですね。
お口の周りの筋肉を鍛える遊びとして、『紙風船』を作りました。折り方の説明を聞きながら、丁寧に広告紙を折っていきます。お母さん達、「どんな折り方だったかなぁ?」と言って、出来上がってくると同時に懐かしい遊びの記憶を取り戻していったようです。
完成すると、小さな拭き口から、早速息を「ふ~。」っと入れて膨らます姿もありました。
現在、大人でもマスク生活が長くなり口呼吸の人が増えてきているようです。親子で遊びながら、お口の周りの筋肉を鍛えて健康に生活できたらハッピーですね。是非家庭で遊んで下さいね。
☆毎月子育て支援センターでは、「歯っぴー子育て歯の講座」を行います。次回は3月4日(月)10:30~11:00です。「お口の周りの筋肉を鍛える遊び」や「お口の育ち」について知りましょう。※歯科衛生士に個別相談できます。ご参加お待ちしております。