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子育て支援ブログ

育児講座「小児科医による育児講話」

8月28日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。

 

「1,2の3でおはよう!」と朝の歌でごあいさつ!!。

まず始めは、ふれあい遊び「ミッキーマウスマーチ」です。

お母さんの膝に乗って歌います。

「あなたの頭はどこですか?」「ここよ、ここよ、ここですよ♪」と体のいろんなところを触ったり名前を呼んだりして、スキンシップを図りました。

小児科医 小谷 信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子ども達の治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前グリーンメディカルセンター<ロンドン>院長

現在天山病院小児科医に、水曜日午後診療、木曜日午後診療、土曜日午前診療に勤務されています。

今日は、「猛暑を乗り越えよう」というテーマで、熱中症の対策についてを講話していただきました。子どもは大人にくらべて汗をかく機能が未熟なため、体内に熱がこもりやすいという特徴や身長が低いことによる地面からの照り返しの影響を受けるため熱中症になるリスクが高いそうです。

子どもの熱中症で一番危険な環境は車の中へ置き去りです。先日ニュースでも取り上げられたの事故のお話なども交えながら「今の季節では2,30分で死に至ります」と車での放置の危険性を繰り返し伝えていただきました。

子どもの健康状態を大人が注意することで、子どもの熱中症は防げます。熱がないか、ひどく汗をかいていないか、水分をこまめに取れているか、日ごろから暑さに慣れ、涼しい服装をさせることが大事だそうです。

熱中症を疑う症状は、具体的にめまいやけいれん、体温の上昇などがあげられ、そのような症状が現れた場合、どう対処すればよいかを教えていただき、とても参考になったと思います。

最後は、小谷先生に日常での気になる悩みを個々に相談しました。頭の形、食べ方の癖や、偏食気味の食事内容等について自分でつかみ食べをすることで楽しく食事をすることへの意欲が出てくるそうです。また、熱性けいれん時の処置なども詳しく教えていただき今後の参考になったようです。

  

小谷先生から、わかりやすく丁寧なお答えを聞くことが出来、解決策が見つかって安心されたお母さんたちの表情が印象的でした。

子育ての中で悩みや困りごとはつきものです。一人で悩まず専門のお医者様に相談することで安心して子育てが出来るように松山認定こども園 星岡子育て支援センターはこれからもお母さんたちを支えていきたいと思います。

 

☆次回の育児講座「小児科医による育児講座」は、10月に実施予定です。9月末に子育て支援センターだより10月号をホームページに掲載予定です。詳細日程をご確認の上、申し込み下さい。よろしくお願いします。

 

2023.08.28