Loading

子育て支援ブログ

育児講座「小児科医による育児講話」

6月26日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。

まず始めに、わらべ歌「ぽっつん、ぽつぽつ」のふれあい遊びをしました。親子で指をツンツンしてぽつぽつの雨を表現していると・・・「ざぁ~っと雨が降って来ました。」お母さんの指が頭から足先まで触れてリラックス♬

小児科医 小谷 信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子ども達の治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前グリーンメディカルセンター<ロンドン>院長

☆現在天山病院小児科医に、水曜日午後診療、木曜日午後診療、土曜日午前診療に勤務されておられます。

今日のテーマは、「英語脳を作ろう!!」についての講話です。これから、国際化社会を生き抜く時代です。その為にもコミュニケーションスキルを豊かに育てましょう。メラビアンの法則を参考に、コミュニケーションにおいて言語情報が7%、視覚情報が55%、聴覚情報が38%の割合で相手に影響を与える心理学の法則です。表情・しぐさ、距離間と言うのがコミュニケーションにおいて大切である事が理解できます。欧米では、初対面で握手が挨拶代わりです。日本は、お辞儀をするのが礼儀ですね。手を差し出す距離間が、お互いの心地良い距離と言われ、お母さん達も「なるほど!」と聞き入っておられました。

早期教育をしなきゃと思い、YouTubeで、英語の動画を見せるのは違います。焦らなくて大丈夫です。まずは、日本語を優先に親子のコミュニケーションを深めましょう。『伊予弁のような形で英語を考える』と言われていました。人と交流をする中でお子さんに対して自己肯定感を高める関わり方をする事で、自己評価を少しずつ出来るようになってきます。何歳からでも英語脳はできるので、ゆったりと関わりましょう。

最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みを個々に相談しました。アトピー性皮膚炎、英語について、イヤイヤ期について、こだわりについて等、今気になっている事を聞き、周りの皆さんも「そう言えば、我が家にある悩みと同じ!!」とうなづきながら聞いておられました。

小谷先生にわかりやすく丁寧に答えて頂いた事で、皆さんの安心した表情が印象的でした。子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり、困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方が分からなくなりモヤモヤしていた事が、ドクターにお聞きする事で解決の糸口がみつかったように思います。

☆次回は、8月に実施予定です。7月末に子育て支援センター便り8月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、申し込み下さい。よろしくお願いいたします。

2023.06.26