12月19日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。
まず始めに「雪だるま」のふれあい遊びで、「まる。と、まる。」と言いながら両手を広げて雪だるまを作り、お母さんにぐらぐらと、揺らしてもらいました。そして、お母さんの脚が滑り台になって、滑ると大喜び!!可愛い笑顔が広がりリラックス(^^♪
小児科医 小谷 信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子ども達の治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長
☆現在天山病院小児科医に、水曜日午後診療、木曜日午後診療、土曜日午前診療に勤務されておられます。
今日のテーマは、「コロナ禍と子どものこころ」について講話がありました。
コロナ禍の中で子どもの遊びも、家庭で過ごす事が増え、ゲームやスマホに触れる時間が増えてきています。また、コロナ禍の生活で不安が増えて就寝時間がだんだん遅くなり、心と体のバランスが乱れてきている子も増えている様子です。
対人関係においては、家族とのコミュニケーションの時間が増えている一方で、コロナ前と比べると、約半数が先生や大人に話しかけにくくなっています。また、友達と話す時間も減ってきています。今の生活の中でコミュニケーションが希薄になっているのを感じます。お母さん達は、真剣に聞き入り、意識をして今後生活するように参考になったと思います。また、マスク生活で表情を読み取りにくい生活が続いています。ご家庭でマスクを外せる時は、家族の笑顔溢れる温かい環境を心がけるのもいいですね。出来る限り元の生活に戻るように願うばかりです。
最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みを個々に相談しました。コロナ禍の生活での不安な事、食事について、過敏について、うつぶせ寝について等今気になっている事を聞き周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩みと同じ!!」と感じながら聞いておられました。
先生にわかりやすく丁寧に答えて頂いた事で、皆さんの安心した表情が印象的でした。
子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしていた事が、ドクターにお聞きする事で解決の糸口がみつかったように思います。
☆次回は、2月に開催予定です。1月下旬に子育て支援センター便り2月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、参加申し込み下さい。よろしくお願いいたします。