10月17日(月)、「小児科医による育児講話」を行いました。
まず始めに、絵本「げんこつやまのたぬきさん」の読み聞かせをしました。「また、あした。じゃんけんぽん!!」で、先生と一緒にじゃんけんをして、リラックス。
小児科医 小谷 信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子ども達の治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長
☆現在天山病院小児科医に、水曜日午後診療、木曜日午後診療、土曜日午前診療に勤務されておられます。
今日のテーマは、「秋の花粉症」について講話がありました。アレルゲンカレンダーを基に、原因となる樹木や草、ハウスダストについて教えて頂きました。
花粉症の特徴=風邪との違いの説明がありました。これから、寒くなってくると感染症流行の時期に入ります。花粉症の特徴を知っておけば、対応もできて安心ですね。
花粉症と診断されたら、なるべくアレルゲンとなる雑草の多い所は避ける。髪の毛にアレルゲン物質がつきやすいので、髪を洗う。洗濯物をふるって家に入る等、春のスギ花粉症を患っている家庭は対処していると思いますが、アレルゲンを遠ざける対処法は時期を問わず共通です。まずは、アレルゲンを知り受診をして薬物療法も行いながら、楽に生活できるように工夫しましょう。
最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みを個々に相談しました。イヤイヤ期について、アレルギーについて、食事について、言葉の発達について等今気になっている事を聞き周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩みと同じ!!」と感じながら聞いておられました。
小谷先生にわかりやすく丁寧に答えて頂いた事で、皆さんの安心した表情が印象的でした。子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしていた事が、ドクターにお聞きする事で解決の糸口がみつかったように思います。
☆次回は12月に開催予定です。11月下旬に子育て支援センター便り12月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、参加申し込み下さい。よろしくお願いいたします。