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子育て支援ブログ

育児講座「小児科医による育児講話」

6月20日(金)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。

まず始めに、「きゅうり」のふれあい遊びをしました。子ども達は、きゅうりに変身!!足を左右に倒し、塩を振って、板摺りして切ると・・・美味しい「きゅうり」の出来上がり!!「いただきまぁ~す。」お母さんの指がお腹に触れるとくすぐったくて、可愛い笑顔からのスタートです♫

小児科医小谷信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は30年に渡り喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子どもの病気治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長                                      ☆現在天山病院小児科医として勤務されておられます。

今日のテーマは、「百日咳」についての講話です。現在、首都圏を中心に百日咳が流行していて愛媛県でも増えてきているようです。咳が長く続く感染症です。

初期症状は、鼻水、くしゃみ、微熱、軽い咳で、風邪症状と変わりません。飛沫感染です。初期症状段階で早めに医療機関を受診して検査、診察等を受けると安心ですね。

1歳以下の乳児、特に6か月未満が罹患すると重篤な呼吸器症状を起こすことがあるようです。4種混合ワクチンや、5種混合ワクチンを打って感染を防ぎましょう。

現在、高温多湿状況でダニアレルギーによる咳症状もあるようです。ダニアレルギーの場合は、ダニを寄せ付けない環境を作る事が大切です。布団は天日干しをして、布団叩きで叩いて、掃除機の専用ブラシで吸うだけでも楽に生活できるようです。季節の変わり目の不調は、気温差や気圧の変化に適応するためにたくさんのエネルギーを消耗したり、自律神経の乱れから体に不調が現れます。子どもの異変に注視するだけではなく、周りの大人も日常から体調に気を付けて過ごしましょう。

最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みや不安な事を個々に相談しました。食事、癇癪、アレルギー、耳掃除、扁桃腺肥大、喘息症状、アトピー性皮膚炎のスキンケアについて等、今気になっている事を聞き、周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩みと同じ!!」とうなづきながら聞いておられました。

子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり、困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしている事をドクターにお聞きし、わかりやすく丁寧に答えて頂いた事で解決の糸口が見つかったように思います。

どんな小さな子どもでも、意思や主張はあります。子どもが自己決定をする環境を整えていけたらいいですね!

当支援センターでは、年齢に合わせた遊びの環境を整えています。親子で意欲的に遊び、遊びを通して成長を後押してサポートします。困った時は、一人で悩まず声をかけて下さいね。

 

☆次回は、10月に実施予定です。9月末日に子育て支援センター10月号をホームページに掲載予定です。日時、詳細申し込み方法等をご確認下さい。

 

2025.06.20