12月19日(木)、育児講座ストレスコーピング「イライラした時に使えるコーピング」を行いました。
もうすぐ、クリスマス!!ふれあい遊び「トントントンクリスマス☆」をしました。両手を広げて頭に持ってくると・・・トナカイのポーズ♪星にベル、そり、そしてサンタさんを表現して可愛い笑顔が広がりスタートです♫
おやこコーチングmamanoria代表川手美香先生による育児講話をして頂きました。川手先生は、幼稚園教諭・保育士・子育て支援団体スタッフ等を15年経験の後2015年に親子のメンタルコーチとして起業されています。発達障害やグレーゾーン、不登校等悩みが深い親子のサポートもされておられます。日常女性と子どものメンタルコーチとして多くの保護者や支援者に寄り添って活動されています。
今日のテーマは、「イライラした時に使えるコーピング」の講話です。まず始めに「反芻」という言葉を知っていますか?反芻思考とは・・・ネガティブな出来事や気分に陥った原因や意味について、ぐるぐると考え続けてしむ状態の事です。日常聞きなれない言葉だけど、話を聞く中で思い当たる節があるようで皆さん真剣に聞き入る姿がありました。
☆リフレクション・・・不快な出来事が起こった理由。「何故自分は、失敗したのかな?」という点に注目して振り返る反芻思考。次は、同じ繰り返しをしないように前向きな気持ちになる。
☆ブルーディング・・・不快な出来事を「不運だった!!」「自分の言動や選択が間違っていた」というスタンスで振り返る反芻思考。過去の自分を否定し、周囲からの理解が得れないと不満を募らせる傾向。
隣り同士の方と自己紹介をした後、反芻をしていた?していなかった?リフレクションとブルーディングはどちらが多いですか?また、あなたは、どんなネガティブ思考がありますか?について、お母さん同士、他の保護者とシェアをしながら進める事で気づきが生まれているようでした。
ストレス発散・対処をしましょう!!コーピングとは「適切に対処する」という意味で「ストレスから自分を助ける対処」の事です。それぞれ、講話を参考に気持ちの切り替えや心がフラットになる対策をリスト化するコーピングリスト作りをしました。
まず、行動的コーピングと認知的コーピングに分けて整理しました。変換対処のヒントとして、ストレングスシンキングカードを見ながら進めました。
「これ、可愛いよ。」と、子どもが指を指した所の絵とメッセージを見て、新たな視点や気づきを感じているようでした。
子ども達は、絵に関心を示し、お母さん達はメッセージから元気が湧いてきて、親子顔を見合わせてにっこり(^^♪誰でも、ストレスは抱えています。不安な時、疲れた時、寂しい時等コーピングリストを見返して前向きに歩んでいきましょう。
最後は、一人ずつ講義の感想や今困っている事を直接質問をしたり、書面で表現したりする方法を参加者が選択して答えて頂きました。イライラしたり、ストレスを感じる事は誰でもあります。また、コミュニケーションの手段も人それぞれ違います。参加者一人ひとりに寄り添い対処法を答えて頂く事で、自分だけではなく、他の人も同じ悩みを抱えていると知り安心されていました。
仲間と話をしたり聞いたりする中で、皆さん気持ちを整理して前向きに歩もうと感じ、表情が和らいできたのが印象的でした。ストレスを認めて、自分を知り、自分に優しく生活する。また、相手を知り、認めて感謝する。心穏やかに過ごすためにも、これからは、頑張り過ぎず、周りにも協力を求めながら時間と心にゆとりを持って歩んでいきましょうね。日常、保護者の皆さんよく頑張っています。しんどい時、困った時は子育て支援センターに来て気軽に話をして下さいね。一緒に子育てを楽しみましょう。応援します!!自分らしさをを大切に・・・素敵なクリスマスと年末年始をお過ごし下さい☆