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子育て支援ブログ

育児講座「小児科医による育児講話」

10月28日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。

一雨ごとに、秋の深まりを感じ少しずつ山も色づき始めてきました。「もみじがひらひら」のふれあい遊びをしました。上から下にひらひら~と、お母さんの手の紅葉が舞っていると・・・

お鼻にピタッとくっついたよ。ブタさんみたいで可愛いね♬可愛い笑顔からのスタートです。

小児科医小谷先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は、30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子どもの病気やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長

☆現在天山病院小児科医として勤務されておられます。

今日のテーマは、「食物アレルギーの診断と治療について」の講話です。同じものを食べても、特別な反応が起こり、食物アレルギーの人を孤立させないようにしましょう。その為には、今日の講座のように基本的な知識や情報共有を図る事は大切です。また、医療機関、家庭、保育、教育機関との連携も大切です。不安やストレスにもしっかり地域で対応して、アレルギー成分表示等分かるようにする事も大切です。

防災の観点で、愛媛県ではアレルギー用の非常食も備蓄しているようですが、対象家庭はアレルギー用の食材を備蓄しておくといいですね。アレルギーを恐れて食べさせないのは違います。一定年齢が来たら、恐れず少しずつ食べさせて異変があれば、医療機関を受診しましょう。医師の診断と、正しい対応方法を知っておけば安心ですね。牛乳を飲んだ時にアレルギー症状は強く出やすいようです。食事の際に、家族みんなで楽しく落ち着いて食事をしてお子さんの小さな変化を見逃さないように対応しましょう。

最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みや不安な事を個々に相談しました。食事、睡眠、アレルギー、スキンケア、イヤイヤ期、指吸いの癖について等、今気になっている事を聞き、周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩みと同じ!!」とうなづきながら聞いておられました。

子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり、困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしていた事をドクターにお聞きし、わかりやすく丁寧に答えて頂いた事で解決の糸口が見つかったように思います。

 

☆次回は、3か月後の1月の実施予定で、今年度最後の小児科医の育児講話になります。正月休み明けに子育て支援センター便り1月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、お申し込み下さい。宜しくお願い致します。

2024.10.28