7月22日(月)、育児講座「小児科医による育児講話」を行いました。
まず始めに、「きゅうり」のふれあい遊びをしました。子ども達は、きゅうりに変身!!足を左右に倒し、塩を振って、板摺して切ると・・・美味しい「きゅうり」の出来上がり!!「いただきまぁ~す(^^♪」お母さんの指がお腹に触れるとくすぐったくて、可愛い笑顔からのスタートです。
小児科医小谷信行先生による育児講話をして頂きました。小谷先生は、30年に渡り、喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、等子どもの病気治療やサポートに取り組んでおられます。日本小児科学会専門医、専門:免疫アレルギー、育児学、小児心身症、・元松山赤十字病院副院長、・前ジャパングリーンメディカルセンター<ロンドン>院長
☆現在天山病院小児科医として勤務されておられます。
今日のテーマは、「季節の変わり目に注意」についての講話です。季節の変わり目の不調は、気温差や気圧の変化に適応するためにたくさんのエネルギーを消耗したり、自律神経の乱れから体に不調が現れます。その中で咳喘息と起立性低血圧について教えて頂きました。
ダニアレルギーの場合は、ダニを寄せ付けない環境を作ることが大切です。布団は天日干しをして、布団叩きで叩いて、掃除機に専用ブラシで吸うだけでも楽に生活ができるようです。
だるさやめまい、頭痛などでなかなか起きられない子どももいます。朝起きられないのは、「サボり」ではないかもしれません。起立性調節障害という病気の疑いもあります。子どもに起こりやすい起立性調節障害について講話を通して理解を深める事ができました。自分の力だけでは、どうしようもない症状なので、子どもが悩んでいる場合には気持ちに寄り添い力になってあげましょう。
最後は、小谷先生に日常生活で気になる悩みや不安な事を個々に相談しました。食事、睡眠、イヤイヤ期、アレルギーについて等、今気になっている事を聞き、周りの皆さんも「そう言えば、我が家にもある悩みと同じ!!」とうなづきながら聞いておられました。
子育てをしていく上で悩みはつきものです。焦ったり、困ったりする事は誰でもあります。子育てのテクニックや関わり方がわからなくなりモヤモヤしていた事をドクターにお聞きし、わかりやすく丁寧に答えて頂いた事で解決の糸口が見つかったように思います。
☆次回は、3か月後の10月に実施予定です。9月下旬に子育て支援センター便り10月号をホームページに掲載します。詳細日程等をご確認の上、お申込み下さい。宜しくお願い致します。