今年も青い目ならぬ、茶色の目をした英語を話すサンタさんが
松山幼稚園にやってきました。
恒例の年長さんによる英語の質問。
今年もがんばってたくさんのお友だちが挑戦しました。
自然なリズムで正しくインタビューができるように
英語課外講座の年長組では、1学期からチャンツを使って練習しています。
使ったのは、「チャンツでポン」の青いCDの中の「インタビューごっこ」。
意味を確認しながらまずは、質問文を何度も言う練習です。
What's your name?
How old are you?
Where are you from?
Where do you live?
When's your birthday?
What's your favorite color?
Wha't your favorite snack?
What sport do you like best?
少し慣れてくると子供たちは
質問よりも答えるほうがしたくてうずうず。
名前はもちろん、年齢、生まれたところ、誕生月、好きな色やお菓子!
目をきらきらさせて自分について答えたがります。
これってすごいことだ、と毎年思います。
自分について聞かれることがこんなに嬉しいんですね。
自分を表現したいという欲求に満ちあふれている子供たち
ストレートなリアクションは幼稚園児ならではです。
大人になると余計なことまでいろいろ考えてしまって(笑)
こんな素直な反応はなかなかできません。
受け答えができるようになると
今度はおはじきを使ってゲームをしながら
インタビューごっこをします。
4~5人で輪になって座り、真ん中におはじきをたくさん置きます。
先生の英語の質問に答えられた人が
おはじきをとることができます。
子供たちは誰よりも早く言おうとして反応がどんどん早くなります。
また、質問に1語で返すのはアウト!
センテンスで答える、というルールにすると
普段はなかなか言えない子も
おはじき欲しさに頑張る!頑張る!(笑)
例えば・・・
What's your favorite snack? の場合
Chocolates! だけだと、アウト!
I like chocolates. だとオッケーです。
おかげで、速くて正確な受け答えがとっても上手になりました。
さて、クリスマス会が近づいたある日、
英語の受講者を全員、ホールに呼んで
サンタにインタビューしたい人!
と聞いてみました。
ほぼ全員が勢いよく手を挙げます。
定員18名のところ、24名も希望者が・・・
仕方なくはずれてもあたっても文句なしね、
という約束でくじ引きをしました。
はずれたお友達、本当にごめんなさい。
さて本番
そろそろサンタが登場というそのときになると
なぜかみんなそわそわ。
急にトイレに行く子が続出したり、
先生の手を離そうとしなかったり・・・
大勢の子供たちや保護者の前での発表ですもんね。
やっぱり緊張しますよね。
それでもサンタに堂々とクリアーな発音で
全員がインタビューすることができました。
Your English is very good.
Well done! (大変よくできました)
とお褒めのことばをもらいました。
ご覧になった方々はおわかりだと思いますが
子供たちの発音は本当に上手でした。
1つ1つの音は多少聞きにくいところはありますが
イントネーションがとってもナチュラルで、
ネイティブなら誰でもはっきりとわかる素晴らしい英語でした。
頑張って練習してきた成果を認めてもらい
子供たちにとってはとても大きな自信になりました。
こうしてクリスマス会はドキドキ、ワクワク、そしてウキウキ
みたいな、複雑な気持ちのうちに無事終了したのでした。
ところで
今回の発表者たち、帰って行くサンタさんに向かって
「レインディアはどこ?」と
日本語とも英語ともつかないような質問を口々に叫んでいました。
そうなんです。
レインディアとはトナカイのこと。
直前に届いた手紙によると
空から松山城を見ながらやってきたというサンタさん。
トナカイはいったいどこで待っているのか
知りたくてたまらなかったみたいです。
やっぱり信じてるんですね。サンタさん。(笑)