松山幼稚園は中国西安市一代天驕幼稚園と6年前に姉妹園となりました。
7月29日、久しぶりに西安市から一代天驕幼稚園の園長先生他、たくさんの方々が松山認定こども園 星岡を訪ねて来られました。
この日のために、保育園の年中さんや幼稚園の年長さんの何人かは、日本の伝統的なスタイルの踊りを練習してきました。それから、全員で「虹」の歌を練習してきました。
さらに・・・。なんと毎日のお帰りの放送では、中国語の「幸せなら手をたたこう」の歌をみんなで練習しました。とっても難しい中国語の発音も、毎日練習するうちに上手になってきました。
でも、実際に中国からのお客様を歓迎するときに上手に踊ったり歌ったりできるでしょうか?ちょっぴり心配な先生たちでした。
当日の朝は、夏休みの最中。夏特を受けている子ども達と保育園の子ども達、それに和泉保育園、浮穴保育園の子ども達も加わって、お客様をお迎えしました。旗を振って「ニイマンハオ」とご挨拶です。(「ニイハオ」は相手が1人のときの挨拶、大勢のときはこれだそうです。)
まずは皆さん、カメラを片手に保育の様子を熱心に見学されました。その後、ホールに集合していよいよ歓迎式典の始まりです。
園長先生どうしの後挨拶。もちろん日本語は全て中国語に通訳していただきます。
記念品の交換では、野本園長自筆の書、「おむすび精神」を張麗園長にお渡しすると、一代天驕幼稚園のみなさんからは、4つの園にそれぞれ、美しい刺繍による花や風景画をいただきました。
園児の作品も交換。中国の子ども達の作品はとてもレベルが高くてびっくりです。特に6歳の子どもが書いた書道はすばらしくて、場内から「ほー」という声が上がりました。
さてお待ちかねの踊りです。星岡保育園年中の女の子による「さくら さくら」。続いて松山幼稚園年長児の「剣山」をご披露すると、ステージのすぐ下まで来て、盛んにカメラのシャッターを切っておられました。子ども達もとてもリラックスした表情で堂々と踊っていましたよ。
この日のために、アトムグループがオリジナルで振付けた「中国体操」を15人の有志職員が踊りました。太極拳をベースにした振りはとてもかっこよく、まるでドラゴンボールの世界です。「カ・メ・ハ・メ・ハー」という声が聞こえてきそうなくらい、迫力満点のダンスでした。幼稚園からは、二重先生、そしてなんと野本園長も出演しましたよ。
次は浮穴保育園、和泉保育園のお友だちもいっしょに、大きな声で「虹」の歌をプレゼント。そして、中国語の「幸せなら手をたたこう!」も会場全員がいっしょになって歌い、身体を動かして楽しむことができました。
暑い中、毎日踊りの練習をした子ども達、そして難しい中国語の歌を少しずつ覚えて最後にはとっても上手になった子ども達、わざわざ和泉、浮穴保育園から駆けつけてくれた子ども達、みんなのおもてなしの気持ちは今日、しっかりと中国からのお客様に伝わったようでした。