7月19日は海の日。
この日は、海につながる川をきれいにしようということで、
参加者を募り幼稚園の近くの川へ、
米のとぎ汁にEMを入れて作った発酵液を撒きに行きました。
お休みにも関わらず、たくさんの親子が参加をしてくださいました。
EMとは、有用微生物群(Effective Microorganisms)。
一般家庭はもとより、農業や環境、医療の分野で、
その効能が認められ、注目を集めています。
松山幼稚園では、もう何年も前から
EMを園のトイレやバス内の清掃に使うなどしています。
当日の朝、暑い中、たくさんの親子が幼稚園に集まって下さいました。
まずは、園長先生からEMを撒くと
どうして川がきれいになるのかお話をしていただきました。
全国から募集してキャラクターに名前がついています。
古代の地球から大活躍して有害物質をきれいにする光合成細菌には、
(シンピカ)、善玉菌でおなじみの乳酸菌は、(ラクトロ)、
発酵する力の強い酵母は、(ピースト)です。
これら、3つが揃うと、発酵パワーが最強となりますが、
その3つを合わせた3強群団のことを(シン・トロ・ピー)と名づけています。
EMの本質、蘇生力を意味することばに、
シントロピー現象というのがありますが、それをイメージしています。
10年前はどぶ川だった川附け川に、いよいよ出発です。
子どもたちも両手にペットボトルを持って元気に歩いていました。
川についたら、勢いよく撒きます。
みんなで撒いた量はおよそ110リットル。
今では、たくさんの大きな鯉が泳ぐ川になっています。
暑い中での作業でしたが、
みんなやさしい気持ちになってがんばりましたよ。
次の日・・・参加したある園児が
「昨日先生たちと、川をきれいにしたんよ!」
とみんなに誇らしげに話していました。
こうした活動を通じて環境を大切にする心が育ってほしいものです。