4月から幼稚園児にとっては初めての
給食がスタートしました。
食育の点からも重要な給食は
保護者のみなさんの関心も高く、ご要望にお応えして
7月8日に第一回給食試食会を行いました。
希望者を募ったところ80名以上の保護者の方が応募され
急きょ2回に分けての実施となりました。
はじめに、栄養士からの献立に関する説明がありました。
お母さんが嫌いな食べ物は食卓に出ないことが多く
子どもたちも嫌いになってしまう可能性が高くなります。
給食では様々な食材が使われているため、
その点をカバーすることができます。
また、人間の舌の中にある味らい細胞の数は
12歳でピークになります。
つまり、人間の味覚は12歳までに完成してしまうということ。
子どものころに嫌いになった食べ物でも、
一度食べたものは脳に記憶されるため、
大人になってから食べられるようになることもあります。
ということは、小さい頃からいろいろな食材を口にすることは
一生の味覚が決まる上でとっても大事なことになります。
そして!!
お母さんたちが一番びっくりしていたのが
味付けについてのお話です。
「まず、食事は薄味に!」というのが大前提。
市販のだしを使わず、
かつおやいりこを使ってだしからきちんととる。
こうすると、子どもはだしのうまみを感じとれるようになります。
子どものころから濃い味に慣れてしまうと
味覚障害になることも。
この言葉には、部屋が一瞬ざわめきました。
その場で皆さんにお聞きすると、
なんと、市販の"だしのもと"を使わないお母さんは
数人しかいませんでした!!
確かに面倒な作業ではありますが、
お子さんの将来を考えるとこんなひと手間が大切なのですね。
さて、肝心の給食のメニューは
・ ハンバーガー
・ ブロッコリーサラダ
・ コーンスープ
・ パインゼリー でした。
ハンバーガーは子どもに大人気のメニューです。
自分でケチャップやマヨネーズを塗り
調理に参加する楽しみも味わえます。
お母さんたちも、もちろんお子さんと同じメニューです。
「思っていたよりも、ずっとおいしい」
「パンがおいしい!!」
と大好評でした。
第2回目は15日(水)に実施します。
予約をされている方、どうぞお楽しみに。