今学期の課外講座は年中、年長ともに
読みに力を入れてみました。
前にもご紹介した「ハローチャンツ」で使われている英語のフラッシュカードを使って
いろいろな遊びをしました。
普通に読み上げる練習をたくさんして
2チームで早読みを競ってみたり
カルタ大会をしてみたり
カードをシャッフルして順序をばらしても読めるかどうか確かめたり
宝探し的に言われた英語が書いてあるカード探しをしたり
前にも書きましたが、
子供たちはつづりのしくみや1語1語の読み方は
全く知りません。
Hello.
How are you?
See you later.
などの、文全体をひとかたまりとして
イメージで覚えているようです。
最初は勘の良い子供たちがさっさと覚えて
リーダー格になってくれました。
早い子は1~2回でカードの識別ができるようになります。
2ヶ月がたった今
どのくらいの子供たちがカードを読めるようになったと思いますか?
7~8割の子供たちが
間違いなく全カードを読めるようになってきました。
その他の子供たちも
ときどき間違えることはあっても大体読めるようになっています。
昨年度までは
フォニックスを主体にして
1つ1つの文字の音を教えることはしていましたが
今年初めてセンテンス単位でやってみて
わかったこと!
子供の可能性は無限大!!!
英語も日本語と同じように
ちゃんと文字を識別して4歳くらいからは
かなりの子供たちが読めるようになるということです。
しかも、子供たちは読む活動が大好きなんです。
あまり読みにこだわりすぎると子供たちが飽きてしまうかなと
という当初の予想に反して
毎回、子供たちの反応がと~~~~ってもいい!
1つには
私が大げさに褒め上げるのが嬉しい様子です。
えーーーー!!
これも読めちゃうのお?
うそお!!
すご~~い!みんな天才!
と、目を丸くして大げさに感嘆すると
もう、子供たちもたまらない様子。
読めるよお。
簡単よ!
ちよ先生より上手に読めるもん!
と、大得意で次々に読んでくれます。
もちろん、
言葉だけではなく
読めた子供たちには"特別ピカピカシール"をあげます(笑)
これでさらにテンションアップ!
もう1つには、子ども達自身、
文字が読めるということがとても嬉しいんだと思います!
ひらがなやカタカナと同じように
アルファベットで作ったつづり字が読める!
まだまだ限られた語彙ではありますが
最初の1歩の意味はとても大きい!
これが1人1人の自信につながって
さらに英語学習が楽しくなることが一番うれしい効果です
年中は次に簡単な挨拶文を読んでいきます
年長はORTシリーズの読みにつなげます
ORT は Oxford Reading Tree といって
イギリスで小学校の教科書としても使われているもので
初めて英文を読むのに最適な絵本のシリーズです。
難易度別になっていて選ぶ基準も明確でありがたい!
チーキーキッズ英語教室受講者の保護者の方には
英語ルームで貸出しています。
どうぞご利用下さい。
さあ、卒園までにどの程度文字が読めるようになるか
とっても楽しみです。